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生きるのcocomilk8o8のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.5
記録用。

黒澤明監督の作品で好きな作品は『悪い奴ほどよく眠る』とこの『生きる』。

たぶん最初に見たのが中学生の時TVで。衝撃だった。凄すぎて。ストーリー、演出、セリフ、何を取っても感動で心に残った作品。昔の映画ってこんな素晴らしいものがあるんだと思った。

白黒の日本映画で他にも印象的なのが、『女の一生』(この作品も素晴らしい!京マチコさん・田宮二郎さん)や『砂の女』(原作も読んでて怖かった)もあって、10代の時って日本映画って意味不明でつまらないと思っていたが、こういう白黒の名作を知って「昔の方が日本映画面白い」と当時思った。父は良く吉永小百合さんの白黒映画を見てたので、昔の恋愛映画もキュートなものから切ないものまでそれも多彩で良かったなと思う。

黒澤明監督は白黒映画時代の方が個人的には好き。

最近イギリスがこの作品のリメイクを制作したそうで、日本でも上映されているよう。機会があれば見てみたい。
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