あくび

生きるのあくびのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.5
中学生の時に始めて鑑賞。当時は小田切みきの天真爛漫ぶりにツボって、小田切みきのマネがマイブームになるほどだった。志村喬の芝居がすごすぎて、圧倒され、強烈な印象が残った。
渡邉が無欠勤で勤めた年月と同じ30年の時を経て久々に鑑賞したら、全然観え方が違った。渡邉の年に近づき、初見の時にはわからなかった渡邉の気持ちに触れる事ができた。小田切みきは相変わらず天真爛漫だが、その生命力に惹かれる渡邉の気持ちは、中学生の私には実感としてはわからなかったなー。歳をとるって良いな、と思った。
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