あくび

52ヘルツのクジラたちのあくびのネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「魂の番」はきっと世界のどこかにいる。年齢も国籍も性別も関係ない。そして、その相手とは、血縁などという「呪い」とは全然別の絆で繋がっている。
心が動かされて自分でもびっくりするほど涙が出たけど、涙を人質にされたような感覚は否めない。涙の理由は俳優によるところが大きい。ストーリーも素晴らしかったけど、だからこそ残念な部分もあった。
あんさんのキナコに対する愛情が後半単なる男女のそれになってるように感じた。そんなもんじゃないだろう。もちろん、男女の恋愛感情はあると思うけど、それだけでは語り尽くせない愛情がある。それがとっても残念。原作にはその残念な部分を埋める描写があると信じて原作を読むことにした。
あくび

あくび