スリルと笑いと感動！
映画はやっぱりこうでなきゃ！(鼻息)
トレイラーを見ればこの映画の面白さはすぐ嗅ぎとれると思うので、ぜひ予告動画をご覧ください！
町中に充満する毒ガスから逃げるという、シンプルオブシンプルなストーリー。
ヨンナムは山岳部時代に好きだった女子(ユナ)に会いたくて彼女が勤める店で祖父の古希のお祝いを企画。
そんな中、テロによる有毒ガスが放たれ、外ではバタバタと人が倒れていく。
吸ったら最後、呼吸困難と皮膚が爛れてしまう。
地上に充満するガスから逃げるため急いで屋上に逃げるも重厚なドアが開かない。
早く屋上に行かないとガスを吸ってしまった姉が瀕死寸前。ヘリコプターに見つけてもらわねばならない。
そんな一刻を争う状況で、ヨンナムは窓をぶち壊し、山岳部時代に培ったクライミング技術で外から屋上まで登ろうとする。
スパイダーマンのようにビルの壁を這い上がっていくが…
そんなスリリングでハラハラな展開なのに要所要所で笑えるし、とてもハートウォーミングなんです。一生懸命逃げてるだけなんだけど、二人が生きるために知恵を絞りながら体も使ってそして勇気も必要で。
とにかく終始感動。
こんなに泣ける？ってくらい泣けちゃいます。演出もドヤ感がなくてとても好印象です。監督ってつい感動を作りたがると思うのですが、むしろ抑え気味になってます。それが状況のリアルさを生んでいて、すごく没入できます。最高でした。
