光のソルギョング、影のイソンギュン。
金大中と1961〜1971年に選挙参謀を務めた厳昌録の実話ベース。
素晴らしい信念や政策を持っていても、土俵に上がらなければ意味がない。
そこに上げるために手段を選ばず、駆け引きをしていくのが面白い。
金は勿論だけど、情報戦を使った大統領候補を決めるまでの見事な手腕。
常に影をまとったライティングで、表舞台に立てない苦悩が際立つ。
ソルギョングは、変にアクションやるより、こういった役の方がしっくりくる。
パラサイトパパのイソンギュンは、相変わらず低音イケボで、あの声で説得するのはずるい。