りょうすけ

ソウルフル・ワールドのりょうすけのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.8
「ソウルフル・ワールド」

2020/12/26 Disney + 字幕版 3.0
2024/4/18 イオンシネマ高崎 吹替版 3.8

魂の世界に迷い込んでしまった夢を諦められない音楽教師ジョーと人間に生まれたくない魂の22番とが”人生のきらめき”を探す物語。
もともと劇場公開する予定だった作品をディズニー+で配信。「ムーラン」とは異なり追加料金はなし。ピクサー作品としては「2分の1の魔法」以来なので日本では4ヶ月ぶりの新作。
「インサイド・ヘッド」と同じように人間の概念について描いた作品である。あちらと明らかに異なるのはその概念の対象が大人であること。なので必然的に内容が大人向けになっている。いつものピクサーのような楽しい作品というよりはしみじみ系の今までのピクサーにはなかったような作風。
「人生のきらめきは目的ではない。」これがこの作品の最大のメッセージである。あれこれ言っても何とも言えないので気になった方は是非みて欲しい。
まだ、学生の自分にとってはあまり刺さる作品ではなかったけど、歳と共に味を出していく作品ではあると思う。

(追記)
約3年半ぶりに鑑賞したけど、全く印象が違かった。このピクサー企画で上映された3本とも再見で評価が大きく変わったから劇場で観て本当に良かったと思う。3年前のレビューで「歳と共に味を出す」とあるが、ほんとその通りだった。
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