ロボットマン

ソウルフル・ワールドのロボットマンのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.8
しがない音楽教師のジョーは夢にまで見たジャズミュージシャンとしての舞台を目前に死んでしまう。
死と音楽という部分では少し前に観たリメンバー・ミーとよく似ているけど、訴えかけるテーマは違ってかなり大人向け。
キャラクターはデフォルメされているんだけど街並みがとてつもなく綺麗で雑踏だけを観ていたい。
インサイド・ヘッド感があると思ったら同じ監督だった。
ディズニーは形のないものを映像化するのが本当にうまくてこの映画もまたそうなんだけど、そこに少し甘えすぎというか、自分で作った便利な世界を利用してストーリーを円滑に進めるのに利用している感が強い。
何かに集中したときのゾーンに入るのを絡めるのは上手いと思った。
エンドロールの静止画でいいからジョーのその後の生活が観たかった。