このレビューはネタバレを含みます
(2023.1)
久々に、ここまで心に響いた映画に出会えた。
ファンタジーで夢を見せたり冒険でワクワクさせる世界を描いてきたディズニー、ピクサーが、日常の光景をこんなに眩しく美しく描いてきてみせるなんて。
夢を持つことが悪いことじゃない。
身近なことだけが幸せの要素なわけでもない。
けれども、人生の目標、目的という枠に縛られすぎてないか、
疲れたと思った時にまた見返したくなると思う。
思い描いた通りにいくわけじゃない人生。
理容師さんの話、よかったな。
主人公が気持ち新たな一歩を踏み出したとこで終わり、その先を描かないのもいい。
アニメーションも3Dモデルや再現度だけでなく、
線を使ったアニメーションの表現がワクワクした。
あと、ピアノ弾く手の表現なにげにあれすごいと思う。
惜しむらくは、コロナ禍でスクリーン上映が叶わなかったこと...。
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(2024.4)
念願のスクリーン上映!
スクリーンで堪能できてよかった。
海と水の話が今回やたらと刺さった。
そして、22番の人生が良きものとなるのを祈りたくなる気持ちが強く芽生える。
やはり定期的に観たくなりそうな作品。