スーザファット

ソウルフル・ワールドのスーザファットのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

配信開始された当時は劇場で観れなくて残念と思っていたけど、もう内容的に心象引きずりまくるやつやん…と身構えてしまってからズルズルと先延ばしにしてしまっていたので今回の限定上映には感謝しかないのでございます😌

いやぁ、良かった。
勝手に悲愴的なものを想像してたけど全然違った。陽だまりのような温もりのある作品。
観終わった後の帰り道はちょっと寄り道したくなっちゃう。

だんまりキツネ〜

向こうの世界の描き方がシュールでジェリーとかテリー抽象画みたいなのに愛着湧くのはさすが。現実世界の描写が綺麗だから余計に感じる。いつもそんなクオリティだから忘れがちだけどPIXARってやっぱり凄い🤤
バンド演奏のシーン実写と錯覚する。好き。床屋のシーンも好き。

あの時知っていた何でもない日常の大切さとかけがえのない感情を思い出させてくれる。
どれだけの偉人が説いても伝えられなかった生きることの煌めきは、そこかしこに溢れる街角の笑い声や季節を感じる通り風が一瞬にして教えてしまう。
才能や使命が無くても、生きていることはそれだけで尊い。
何かを見失いそうな時に手を差し伸べてくれる作品☺️


死ぬ前に楽器を演奏できるようになりたいなっていう誰に言うでもない漠然とした目標があるけど、ジョーみたいに楽しそうに演奏する人を見るとよりその思いが高まる😌

ハマケンも川栄さんもなかなか良きハマり具合でした🙌


だんまりキツネ〜(地味に好き)