れいさんるるる

ベル・エポックでもう一度のれいさんるるるのレビュー・感想・評価

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)
4.5
すごい良かったです。

ちょっとSF入ってるのかと思っていて、ウッディアレンの「ミッドナイトインパリ」みたいなお話を想像していたのですが、違いました。いい意味で予想を裏切られてすごくおもしろかった。

それにしても、終盤日本人だったら立ち直れない(?)目ににあう主人公、、ヨーロッパの人ってほんとすごいです。男も女も良くも悪くもおおらかですよねーー、映画だから、、なだけ?
あと、情熱的といえばそうなんですが。。w

どの時代でもどのお国でも、年を重ねて頑固になってしまった男性と、年を重ねても柔軟な女性のぶつかりあいとかすれ違いってあるとおもうし、テーマとしてもよくあるけれど、今の時代はそのあたりの表現が映像で簡単にできてわかりやすいですね。VRゴーグルつけて寝るおば様(きれいすぎておばあさんとは呼べないしおばさんですらない)面白すぎです。

途中から演技なのか何なのか、??となって、ちょっとトゥルーマンショーみたいな感じになって。そこもすごいワクワクでしたね。

ストーリー、出演者、世界観、セット、映像、すべて好み。
お話し的には、ちょっと身につまされる部分もありました~。

大金持ちしか使えないような高額なサービス内容だけど、もし私がお金持ちでも、このサービスに特に興味はないかなあ。
この会社で働くのはむっちゃ面白そう!って思いました。