パットン

ベル・エポックでもう一度のパットンのネタバレレビュー・内容・結末

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022/11/3
明治節の今日に鑑賞。関係ないけど
頑固でインターネットなど現在を受け入れがたい年寄りと化した主人公は、妻にも見放されて自宅から追い出される始末。
そんな時、希望のシチュエーションをドラマにしてくれる企画が当選し、今は無きベルエポックで妻との出会いをリクエストする。
妻役の女優はドラマ監督の恋人でもある、
当時の思い出とオーバーラップしながら、女優にも恋心を描く。
彼女の私生活にも踏み入れてしまうが、これもドラマ内の話とどこまで作り込んでるねん!って感じ。
イラストレーターでもある彼の絵を見た妻もその思いでに浸り、よりを戻そうとする。
美しい思い出は誰をもピュアなこころに戻す。
なんとも言えないが、誰にでもある感情をくすぶる作品である。
奥さんが落としたストールを拾わず、女優の幻想を見た彼の気持ちはもはや新しい恋に向いているのかもしれない