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悲しみの皮のSAVのレビュー・感想・評価

悲しみの皮(2010年製作の映画)
3.0
カフェイン中毒で有名(?)なフランスを代表する文豪バルザックの「あら皮」が原作のフランスTV映画。

本当は代表作の「ゴリオじいさん」を探したんですが、見当たらなかったのでこちらで。

あらすじは、「自分の命と引き換えに願いが叶うアイテムを手に入れた若者の末路」です。
古今東西あらゆる作家が思いつきそうなアレですが、元祖に近い感じらしいです。よく知らんけど。

ストーリーは流石。歴史に名を残す小説家だけによく出来て…たかな。うん。多分。
演技は少々退屈ですが、顔面が弩級イケメンなので眼福眼福。
小道具やセットは良かったです。(コントみたいな低予算背景もあるけど怒らないのが大人)
森薫のエマより少し前でドラクエより少し後くらいを想像してもらえたら。
社交界とか馬車とかね。好きな人にはヨダレもんです。

脚本と細かい描写と字幕と編集がC級なので、B級映画もたまには好き!って人でもある程度覚悟してからご覧になってくださいませ。
止めたからな!
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