熱波と乾燥漂う駅舎。
オープニングの緊張感から、やがて複雑に絡み合う人間模様。
西部劇弱者、ブロンソン弱者、ヘンリー・フォンダ弱者の俺には苦味が強すぎるのと、独特のテンポにつんのめりそうになったのは否定できない。
幾百、幾千とも言いたくなるような人夫が鉄道線を敷設しているシークエンスがたまらなく好き。
子供の時に親に見させられたスパルタカスのとんでもない数のエケストラに萌えた刷り込みのせいだろう。
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ナイロン地のシャツがシャカシャカうるさいおばはん。
隣のお兄ちゃんにおしゃべりを注意されていた老夫婦はその後もあくび、ため息、とまらず。
後ろのにいちゃんは俺の席を蹴る。これは完全に振り返って目線で注意。
これらのせいでスコアはこんなもん。
やっぱ映画館は空いてるレイトに限る。
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今日の一曲
枕木並べてレールを引いて、
ニューオリンズからやがてカリフォルニアに繋がる鉄道。
あの荒野からやがて風景はビーチになるなんて。
David Lee Roth - California Girls
https://m.youtube.com/watch?v=hRqbel7E30A
2019劇場鑑賞102本目