松村文彦

最初の晩餐の松村文彦のレビュー・感想・評価

最初の晩餐(2019年製作の映画)
4.1
ステキな映画でした。お父さんが無くなった通夜の料理は、仕出しでなく、家族の思い出が詰まった料理をふるまう。一品ずつ出てくるたびに、家族での回想シーンが織り込まれ、連れ子を伴う再婚家族が纏まっていく過程が描かれていく。出てくる料理は何気ないものばかりだが引き込まれてしまう。家族を何とかまとめようとする両親役の永瀬正敏さんと斉藤由貴さんの演技は見事でした。私的には「赤い雪」、「見えない目撃者」と共に今年邦画ベスト5入りです。
松村文彦

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