貝

死刑台のエレベーターの貝のレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
4.0
これ58年の作品なの?!!
まったく古臭さを感じなかった、すごい。

セリフが少なく表情語りがめちゃくちゃ多い。不倫中のふたりの描写なんてほぼないのにフロランス(ジャンヌ・モロー)の不安げな表情がふたりの危ない関係を映し出し映画にサスペンス性を与えてる気がする。
マイルス・デイヴィスが即興で作ったというジャズの音色とイケてる車とイケてる男女とシンプルな映像美、スタイリッシュでかっこよすぎる。ラストの迎え方も静かで大人っぽくて終始キマッてたなあ。
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