【Alexandros】の川上洋平が『ポップコーン、バター多めで』で毎年 私的映画賞を発表してるんですが、その2020年度入賞のひとつ
そこに紹介されるまで まったく知らなかった 76分の短い映画です
僕自身が高校で演劇部だったので
試合を映像にはしないで 会話劇だけで表現する設定とか
登場人物が高校生自身であることとか
台詞の内容やテンポ感
結末まで
もう、高校演劇感満載で、全国大会で上演されたという舞台が 目に浮かぶ気さえしました
めちゃくちゃ懐かしい気持ちになった
予想通りの内容で、面白いとは思わないで観ていたはずなのに
矢野くん登場や 吹奏楽のトレイントレインに 涙
自分のなかに沈んでた青春の残滓が 水面までせりあがってきて
目から溢れちゃったかんじ
脚本や演出が 映画として秀でてるとは思えないはずなんですが…
頭でどう思っててても、心が反応したなら、やっぱり映画として凄いのかも
