【未体験ゾーンの映画たち2021】6本目
昨年のトーキョーノーザンライツフィルムフェスティバルで見逃してしまった作品がまさか、まさか「未体験…」で観れるとは‼️
2025年のコペンハーゲンを舞台に移民問題やヘイトクライムなどを、コロナ禍以前に世界各地で起こったナショナリズが「このまま進行したらどうなる?!」を描いた作品
前半と後半で主人公が変わります…というより長い前振りだったのかな
前半では移民排除を訴える極右政党が台頭するなか、アラブ系移民の親を持つ19歳の青年が過激派組織に傾倒していく過程を…
そして、後半?本編(なのか)ではアラブ系の刑事が捜査の過程での苦悩、本当に捜査のすべき対象は何なのかを描いています
警察組織という正義の中にいるはずなのに…
アラブ系の刑事さんの不安と不信感がずっと続いて、見ているこっちも全然落ち着かず不安で気持ち悪くなりました
ラストも…全然問題解決じゃない
映画のラスト少し手前で時期首相に選ばれた男がスピーチします
「我々は小さな国の単一民族である…」
このセリフどこかの国の政治家も言ってましたよね
この手の話題になると多くを語りたがらない日本人ですが他人事ではありません