19世紀のイギリス。孤児のオリバーは救貧院で暮らすも、とある事から逃げ出し、7日間歩き続けロンドンへ向かう。ロンドンでドジャーと出会い、彼は寝る場所や食べ物を用意してくれますが、そこはフェイギンという老人が子供たちに盗みを教えて暮らす場所だった…。
監督はロマン・ポランスキー。
とにかくもう、オリバーが不憫…😢
灰色の町で、大人に翻弄される子供たち。
童話のような雰囲気を醸し出しつつ、その反面とても現実的な恐怖もぶつけて来る作品でした。
生きる為に色んな選択を迫られるのだけど、純粋無垢なオリバーは決して歪まず染まらない。人への恩も忘れず、その純粋さ故、観ているこっちが苦しくなってしまう…。
暗闇の中の光のようなオリバーに希望を抱きながら観ていました。お顔もとても可愛い！！
幸せになって欲しいな、オリバー。
他の子供たちの行く末もとても気になる所だし、ナンシーが優しくて辛すぎた。ドジャーも。
ベン・キングスレーの存在感凄かったな。
