バトルものというよりもロードムービー、ロードムービーというよりも監獄もの映画。ミュウツーの逆襲とグリーンマイルの中間のようなもの。
一切の笑いや色気がなく、 ヒューマニズムを徹底的に排除している。生と死の問題に絞っており、観ているものの生命観を問うてくる。死への怖れ、生への悲しみが高まる聖堂のシーンは感涙ものである。
最後が大味になってしまった印象は否めないがヒューマニズムを排除した関係である程度は仕方がないのかと納得した。
アクションについてはソボクくんがエスパーだと判明してからは、緊張感がなく、ひどく退屈だった。
余談-韓国にも佐野史郎っぽい人はいるんだなぁ…