この映画に倫理観はありません。
倫理観を取り戻す上辺な映画かと思ってたけど、
そこは振り切って倫理観を捨ててるところが
逆に気持ちいい。
(人間的にそんなことを思うとは自分も最低です)
倫理観振り切ってるので、
ストーリー自体は別に深みも何もない。
この映画は福原遥と杉野遥亮の魅力を出すことに集中している。
今までは天然女子みたいな役が多かった福原も
その天然要素にシリアルキラー感をプラスして、
それがより彼女の一直線な真面目なキャラクターを際立たせている。
杉野に関しては、いままで正統派イケメンキャラが多かったが、
今回はダメ男を演じている。
正統派イケメンよりは少し庶民的な顔立ちの杉野には意外とぴったりな役かもしれない。
放って置けないような母性本能が目覚める。
なので、二人のアイドル性を体感するのには
とても良い作品です！
ストーリーはもう目を瞑りましょう！
