ろく

ゾンビ津波のろくのレビュー・感想・評価

ゾンビ津波(2019年製作の映画)
1.5
ゾンビ映画ならいいでしょ。ほら最近ゾンビはやっているし。それに津波かぶせればパーフェクトじゃんっていう感じで思想も何もない作り手がこれで面白くなるのかってことすら考えずに作ったゾンビ映画。ええ、最低ですよ。

まず最低なのは登場人物に全く魅力がないこと。それどころか無駄に出しすぎたせいで「ああ、また死んだ。でもこの人だれだっけ」ってなっている。もう!これじゃ死んでも感動も驚愕もないじゃない。

そしてゾンビが青色。サンポールか!お前はと突っ込みたい。サンポールが襲ってくるぞ。なんだ、このゾンビ。もはやなぜ襲うかも意味不明(あとでもっともらしく説明されるけど)

さらにはSFXがザ・チープ。これはプレステ4ですか。ゾンビが波と一緒に襲ってくるシーンなんか失笑ですよ。これで怖いとでも思っているのだろうか。

そして最後にはご都合主義的に「なぜゾンビが襲ってくるか」を説明。もうその頃になると携帯いじりながら見ていたんでなんだその理由って気持ちしかおきない。

というわけでゾンビ映画の悪いとこ(低予算、ゾンビだしておけばいいんだろうコラ!最後は家族)がすべて詰まったポンコツ映画です。1ミリも感動せず1ミリも怖くない稀有な映画です。なぜ見たお前。フィルマークの評価はただしかったよ……
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