ろく

グランツーリスモのろくのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.4
車さえ出ていればなんだっていいや⑤(final)

結局車の映画でこれだけ「画」がしっかりしていれば見れるものになるよねって話ですよ。

とにかくまず画なの。上手くCGと合わせ実際のレースより強い臨場感。それは嵌りますよ。絶妙な順位のナンバリング、さらには抜かすときのストップモーション。もうそれだけで興奮するんだよ。

ただ話は(実話だけど)そこまで複雑なものではない。もともとゲーマーだった主人公がレーサーになるという紆余曲折。さらには途中挫折や後悔など適度に散りばめられていて「どっかで見た話だな」とついつい思っちゃう。ま、これはそんな話を楽しむものではないんだからいいんじゃないのって感じですよ。

ところでゲームってこんなに進化しているのね。観ていても吃驚。そもそもプレステ2で終わっているんでここまでゲームは進化しているんだと改めて。昔はゲームの好きな少年だったのにいつの間にかやらなくなったなぁ。ドラクエも5ぐらいまでが僕の限界なんですよ。

※今回、車の映画ばかり見たけどやはり惹かれるのは映像の技術ね。特に「フォードVSフェラーリ」や「グランツーリスモ」はそれを感じた。ただそこが見所になっているだけに他は少し弱いのかしらんと思ったりして。まあそれでもいいのか、「画」を見せる=魅せる映画だから。
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