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少年の君のausnichtsのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
3.0
ベタなボーイ・ミーツ・ガールならぬガール・ミーツ・ボーイです。ゆえに感動しますし泣けます。

泣ける理由のひとつは、映画のつくりがとてもうまいことです。ひとつひとつの手法に新鮮さはありませんが、カメラワーク、構図、画のトーン、編集、音の付け方、どれをとってもスキがありません。

物語は単純で、ともに貧しいながら、女は今の境遇から抜け出るために大学を目指し、男は自らチンピラだといい諦めています。そのふたりを結びつけるのはいじめです。

そして、感動的なクライマックスへと向かい、涙します(涙)。

しかし、中国映画ですので、官製映画のようにみな善人ですしハッピーエンドで終わります。

「ネタバレレビュー・あらすじ:よくできた泣けるガール・ミーツ・ボーイだが…」
https://www.movieimpressions.com/entry/betterdays
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