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スーパー30 アーナンド先生の教室のsimpsonsのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画めちゃくちゃ面白い!
時間の長さを感じさせない。
やっぱりインド映画にハズレ無し。
ギリギリ観れて良かった〜!
婚約者の女性怖い!支えてくれへんねやって思ったけど、結婚相手の男性に人生委ねるインド社会ではそうなってしまうのかもなあ‥
とにかく実話という所がびっくり。
これまでのカースト制を壊さないために、命まで狙うなんて!
内容はかなりシビアやのに歌も踊りも良かった。
勉強で学ぶことは本当は生活に密接に関係している。
物理学専攻のユダヤ人の友達が、数学が嫌いな日本人が多いのは、日本の数学の教え方が悪いと言っていた。答えを覚えることばかりで、本当はもっと楽しく面白いらしい。
厳しいカースト制社会で這い上がるには勉強して良い大学に入るしか無い。(入ってからも大変で自殺者などが出るのは「きっと、またあえる」で描かれているのだけれど。あと、出自であそこまで自信を無くしてしまうものなのだと感じた。だからまずアーナンド先生は生きる自信を取り戻させる。)

国民は国の宝だと言っていたように、国力においても同じことが言えると思う。

教育指標の国際比較2006年版
我が国の学校教育費の
対GDP比は4.7%(OECD平均5.8%)
一般政府総支出に対する割合は10.6% (OECD平均12.9%)
高等教育レベルへの公的補助(奨学金)もOECD平均を下回っている。
学校での教育時間数も国際的に見ても少なく、教師が受け持つ生徒数が多い。
OECD中、一クラス30人以上学級なのは韓国、日本、メキシコだけ。
また、教師の授業に費やす時間はOECD諸国で最も短い。

教育に予算をかけてこなかった日本の未来はどうなるのか、インド映画を観て感じたことだ。
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