やかじょ

スーパー30 アーナンド先生の教室のやかじょのレビュー・感想・評価

3.5
この秋インド映画が熱いよう。
貧しいが超天才のアーナンドはオックスフォードから入学の招待状が来るがイギリスへの渡航費用を集めることができず、挫折する、家族でほそぼそと日銭を稼ぎ暮らしていたが、ある日予備校業界にスカウトされ、一躍名物教師となり、大金を稼ぐようになる。ある日、自分と同じように能力があるが、家庭が貧しい故、学校に行けない子供に出会い、過去の自分を思い出す。そして全ての財をなげうって貧しい子供から選抜された30人のための無料の塾を開く。インド映画には、というかインドには、こういうとんでもない偉業を成し遂げる実話ベースの映画が多い気がする。さすが、様々な神を輩出してきた国というか。国民もこういう話が好きなんだろうなと思う。1番びっくりしたのが、アーナンド先生とその弟は最近まで度々襲撃をされていたという字幕。尊い行為が時として暴力により途絶えさせられそうになるのは、どうしてなのだろうか。