ニコールキッドマンが惜しみなく足をだしてるというだけで大満足。
スタイルだけで言えば、若い子達に全く引けを取らない。ダンスだって本業じゃない割にめっちゃセクシーですし、立ち振る舞い全てがまさにスター。いやぁよかった。
逆に言えばそれ以外は別に。
いわゆる元気が出る系ミュージカル。
ミュージカルは嫌いではないけれど、仕立てがちょっと古臭さもあり、メインがおじさんおばさんなので、ダンスの迫力もあまりなく、決して悪いわけではないのだけど、歌詞含めてあまり心に響かなかったかなぁ。
LGBTの取り上げ方もちょっと前時代的というか、わかりやすくエンタメにしたかったのはわからない訳でもないけど、説得の仕方も解決の仕方もあまり好みではなかった。
以下ネタバレ
ラスト肝心のプロムのシーンが、マイノリティあつまれーみたいになってたところとか、なんとなくみんな和解してハッピー!ってこじつけてる感とか、もう少し今っぽい本できたのでは?と思わずにはいられない。