【こりゃプロブレムだ】
Netflixにて。(当時)劇場でも公開中だが、行かんでよかった…。
単純に楽しいミュージカルかと思ったら…何じゃこりゃ??原作舞台がある筈なのに、物語、崩壊レベルやん。本筋どれなのさ??
真っ当に語れば、同性愛カップルのプロム参加を、落ち目の芸人たちがミュージカルパワーで実現させるステキな話に成ったろうに…ナゼこうなった??
売名のため、同性愛差別事件に飛びつく出だしはイヤ~な感じだが、芸人らがそこから気付きや成長、皮剥けなど経験するだろうと期待するから耐えられる。
が、物語はみるみる、迷子に成っちゃうんだよね。
どういう成果があったにせよ、この語りでは、芸人たちがヒロインをひたすら、邪魔しているように映る。ヒロインが自力で悪戦苦闘した方がずっといいのに、と思ってしまう。
要は芸人、要らん。
メリル・ストリープは当然達者で、芸はお見事。ニコマンさんも流石の存在感。でも、まとった冴えない感じはナニ?
魅力や実力があるのに売れないのではなく、マジに旬を過ぎた、賞味期限切れ感を醸してしまっております。なんか、彼らに助けてもらっても嬉しくない…(笑)。
デザイン的な部分はまあ、イマドキセンスでしたが、全体では26日に売ってるクリスマスケーキ感満載の映画でございました。
同性愛カップル役の女優さんたちは瑞々しくて、今後どんどん売れて欲しいな、と思いましたが。
<2021.1.16記>