このレビューはネタバレを含みます
小説を読んでるような映画だった。
又吉さんの言葉選びが好きで泣けるシーンでもないのに響いて何度も涙が出た。
めちゃくちゃイライラした。
どうしても客観的に観てしまって、永くんにもそんな永くんを受け入れて持ち上げる沙希にも、映画館から帰ってやろうかと何度も思ったくらいイライラした。
なのに何故かずっと2人を観ていたかった自分もいる。
最後には号泣が止まらなくて、エンドロールあけて友達と「しんど…」って一緒のタイミングで言った…
最低クズ男の永くんのせいでどんどん酒クズ化してく沙希を見るのしんどかった…客観的意見では早く解放してあげてほしかった…でも沙希も一緒にいる理由があって。
沙希の笑顔がみたいだけなのに沙希がどんどん感情失ってくのもほんとしんどかったなあ…
一緒に演じた「その日」がまさかこんなに響くとは…「自業自得だね」から涙が止まらなかったよ…
「一番会いたい人に会いに行く。
こんな当たり前のことがなんでできなかったんだろう」
がまさか最後の最後で使われるとは全然想像もつかず、号泣、号泣、号泣の嵐だった…
観て一夜明けるとあんなに嫌いだった永くんのことがなんか好きになってるしもう一度観たくなってる…
突然の井口と超特急には涙も乾くくらいビックリしたけど笑笑
私は最高に好きな映画でした。
梨が食べたくなったし、いいことした後にはたこ焼き食べたくなった。