ブラジルの高校生が、体当たりで自分達の教育を守るために政府と戦っている姿をみた。行動力が果てしなくすごく、圧倒させられた。自分が高校生の時、ここまで真剣に自分達の教育について考えたことがなかったし、常に受け身だった。学校を占拠して学校では教えられない、ジェンダーや人種差別、女性の権利などの問題を考える機会を自分達で生み出していたのもすごいと思う。与えられる教育と自分から得る教育はやはり違う。
いま、日本では若者の政治への不信感から無関心が広がり、選挙への不参加などが著しい。国が変わらないから選挙に行かないという考え方はこのドキュメンタリーをみると覆される。自分達の力で国を変えようとしているブラジルの高校生の活動をこのドキュメンタリーを通して、日本の若者たちに知ってほしいと思った。