これは君の闘争だの作品情報・感想・評価

これは君の闘争だ2019年製作の映画)

Espero tua (Re)volta/Your Turn

上映日:2021年11月06日

製作国:

上映時間:93分

4.0

あらすじ

「これは君の闘争だ」に投稿された感想・評価

おひな

おひなの感想・評価

4.2
ブラジルの高校生が、体当たりで自分達の教育を守るために政府と戦っている姿をみた。行動力が果てしなくすごく、圧倒させられた。自分が高校生の時、ここまで真剣に自分達の教育について考えたことがなかったし、常に受け身だった。学校を占拠して学校では教えられない、ジェンダーや人種差別、女性の権利などの問題を考える機会を自分達で生み出していたのもすごいと思う。与えられる教育と自分から得る教育はやはり違う。

いま、日本では若者の政治への不信感から無関心が広がり、選挙への不参加などが著しい。国が変わらないから選挙に行かないという考え方はこのドキュメンタリーをみると覆される。自分達の力で国を変えようとしているブラジルの高校生の活動をこのドキュメンタリーを通して、日本の若者たちに知ってほしいと思った。
nimo

nimoの感想・評価

4.5
『これは君の闘争だ』🇧🇷
ブラジルで、政治に異を唱えデモをする若者に迫ったドキュメンタリー。

若者の熱量・行動力に圧倒された。

時折ラップなどを織り混ぜ、デモの当事者たちがポップにナレーションするのが新鮮。

彼らのやり方は手放しで賛同できないが、自ら考え行動し続ける姿に考えさせられた。

---

正直そこまで意識してたわけではないけど、週末にある参院選前に観てよかったかも。
ブラジルの若者たちのような熱量は無いけれど、せめて意思表示くらいはしないとね。
しっかり考えて、1票入れてきます🙆‍♂️

※余談
選挙へのモチベーション上げるには、『コレクティブ 国家の嘘』とかオススメ。
「政治への無関心が人を殺す」ってことが嫌と言うほどわかる、超おすすめのドキュメンタリー(個人的に2021年ベスト作品)。
DrYOUKI

DrYOUKIの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

格差、貧困…

ホントのところは、日本にいる限りわからない感覚なのかも。

行動力、意思表示、彼らのエネルギーは、見習うことが多いが、鑑賞中は学生たちのあのやり方を手放しで賛成する気にはならなかった。ただ、正攻法で声が届かないから、ああいった強硬な方法を取らざるを得なかったことは理解できる。


フルはBlogで。
すごい熱量で見ているだけで疲れが押し寄せてくる。色々と問題はあるけど日本という国は幸せだと思う。
ハル

ハルの感想・評価

4.3
タイトルが最高。


終始泣いてた。なんでだろ。
いろんなものが混じり合った涙だった気がする。怒り、憤り、喜び、羨望、悲しさ、歯痒さ、悔しさ。

圧倒的エネルギー!
:音楽。フェミニズム。人種差別。高校生。自治。自分の体を愛すること。
なのにそれを上回る現実。
:催涙弾。暴力。軍と警察。無関心。

極右の政権とはいえ社会運動を敵視することを公言するとか、あそこまで半民主主義だとは想像してなくて唖然とする。抗い行動した結果強い反動でさらに弾圧されるようになって尚、彼女ら彼らが戦い続けていることに本当に本当に尊敬の念を抱く。

「私たち女は自ら女性蔑視を受け継いでいる」(うろ覚え)。
ワード強い。実感がこもってるからだと思った。バンゾ。

常に抗う側でいたいと思っているのに自分が日々使ってる/触れているワードが映画の中で権力側が使うワードと重なりつつあることに嫌悪感と焦りを覚えた。不当、迷惑、、、

やっぱり占拠ってワクワクするんだなあ。と思い。(アナキズムで暴動にワクワクする感じですね)
でも暴力とか過激化とか、そういう火種はやっぱりどこにでも落ちてると感じる。それを避けて運動をしていくためには?
さらに言えば、非暴力でできる限りのことをやってんのに他の誰も助けてくれない(無関心)場合は?

法を盾にするが法は1番大切なものではない。手段でしかないのに。
っていうかなんで権力側が権力使うための道具と化してるわけ??ってキレてる。


映画館を出たら、雨上がりの夏の夜で、それがすごく合っていると感じた。


・メディアで日常的に外国のニュースが入ってこないことに怒りを持っているのだけど(今は逆にウクライナ一色になったが)、やっぱり自分で学びにいかないとダメだなと思った。とりあえずあの大統領選について調べる。誰が彼を当選させた?どんな思いで?

・父を誘ったら「俺も若ければなあ」と断られて、私もそうなるのかなと焦る。

・原題も最高なのかなと思って調べたら良い!!!

・最後の爆音が凄すぎて全部吹っ飛んだ。なに?映画館のバグ?

・学校では議論の仕方とか教えてくれないって話、日本だけじゃないんだ。

・沖縄で警察に警棒で殴られた高校生が失明して、若者が警察署囲んで投石した話を思い出し、それとこれとで私の受けるイメージどう変わってんだろとか思いながら
 伊勢崎賢治さんの「暴力は比例である」という論を考えてる
佐野

佐野の感想・評価

3.8
もっとヒップホップ要素あるのかと思ったらそれはなかった
語りも彼ら彼女自身のものだからかなり切に迫るものを感じる
ただその語りを活かすためなのかかなり時系列がわかりにくかった
今はバスの値上げについて争ってて、学生運動の戦い方を知ったのは学区再編成反対のときで…今どこをやっているのかわからなくなった
多分「映画を作れる要素」がてんこ盛りすぎたのかも
占拠してる学校の中でフェミニズムについて議論が活発になるところとかもっと見たくなった
ああいう非日常の中だとジェンダーステレオタイプが壊されるってのも面白い
だけど編集もとてもおしゃれだし没入はしにくかったけど面白かった
「朝の5時」とか、いちいち詩的でかっこよかった
maya

mayaの感想・評価

5.0
なんとかDVD化してくれ...
ぶっ飛ぶくらい良かった、アジアの学生運動との違いも顕著だけど、なにより「学生運動には戦い方があり、そのノウハウは共有され、蓄積される」というのが、目から鱗だったし、ホームレス団体という第三勢力が登場したり、フェミニズムやLGBTQと学生運動の深い関連性が説明されてたり、「これは君の闘争だ」というタイトルがドンピシャ。かつ、爆弾や警察の暴力を前にトラウマをかかえる学生がいたり、運動に対する市民の不快感の正体をまざまざとかかれていたり、「だから学生運動なんてやるのは暇人だ」みたいな主張を綺麗に打ち砕いていると感じたし、同時に「ゆうて学生運動とか迷惑だし意味ないよね」とか言ってた自分がいかに愚かだったか思い知った。熱狂的なようでいて類を見ないほど論理的。かつ当事者性がここまで担保されたドキュメンタリーは初めて見た。物凄い。運動を担っているのがエリート学生じゃなく、スラム出身の公立の学生たちなのも本当に凄い。この映画だけでなく、運動そのものも当事者性がものすごく強いのだと感じた。「学生に手を出せば、黒い悪魔が火を吹くぞ」「平和は終わりだ、労働者よ、学生たちは闘うぞ」というデモの文句、顔面をぶん殴られた。
pherim

pherimの感想・評価

3.8
“Espero tua (Re)volta”

極右が台頭するブラジルで、高校生が立ち上がる。

公立学校の閉鎖、貧しい者がより貧しくなる社会へのド直球なプロテスト。

学校に籠城、道路を封鎖し機動隊へ抗う全体をラテンのリズムが貫く。『時代革命』ばりに学校間で連携試みる場面とかもう胸熱。



『時代革命』(Revolution of Our Times)
https://twitter.com/pherim/status/1457270313599660032
ごー

ごーの感想・評価

-
ウクライナ情勢もあり、久しぶりに恵比寿に行って鑑賞
自分たちの権利を守るために活動する学生達のエネルギーが凄かった
日本ではデモなどの政治活動が盛んじゃないので羨ましかった
民主主義、自由、人権は尊重しなければならない
他にお客さんが居なかったから少し悪い気がした
FoMu

FoMuの感想・評価

4.5
これは君の闘争だ。
みんなが抱く怒りをフツフツと自覚させてくる作品。自分は何に怒り、どう生きたかったのか、そういう気持ちを思い出させてくれた。

子供を支えて導く側のはずの大人たちが、いつしか仕事やお金で頭がいっぱいになって教育を放棄した時、その社会には未来がないのかもしれない。
とても記憶に残るドキュメンタリー映画だった。是非教育とは何たるものか、学校とかで見てみてほしい。
>|

あなたにおすすめの記事