昨年(2021年)公開時に見た時の感想です。
カッコエエ‼️そして熱い❗️感動のドキュメンタリー🥰
始めは、2013年ブラジルのサンパウロでバス料金の値上げ反対デモから始まった。
2015年、高校生達が予算削減により公立高校の廃合に抗議して学校を占拠した。
ブラジルでは貧しい家庭の子供達は公立高校に行くしかないからだ。
そして、彼ら彼女らは自治を覚え、男児格差、人種差別、LGBTQの問題にも目覚めていく。
そして警察と戦い、知事にも掛け合い社会も変えていく!
とにかく高校生のデモが、終始パーカッションが鳴り響き、シュプレヒコールがラップやし、ファシャナブルやし、自由やし想いが熱いし、正にフェスそのもの❗️
こんなデモやったら絶対に参加したくなるし応援したくなる。
若い人にも見て欲しいけど、音楽好きにも堪らんはずや。
そして当たり前やけど政治は僕達の生活そのものやと実感出来ると思う。
残念ながら、映画撮影後、右派の「ブラジルのトランプ」と言われる、ボルソナル大統領が就任した。
しかし、ブラジルでは大統領のコロナ対応を巡り再びデモが活性化しています。
民主主義を勝ち取った経験のあるブラジルの人達は諦めないし、高校生が蒔いた種は確実に根付いていると思います。
この映画はタイトルが表しているように大人達に対しての「これは君達の闘争」でもあり、右翼政党が台頭しつつある日本にいる「僕達の闘争」でもある事を重く受け止める必要があると思いました。
追加 2022年の大統領選挙ではボルソナル大統領を破り、労働党である左派のルーラ氏が勝ちました🤩