とと

列車に乗った男のととのレビュー・感想・評価

列車に乗った男(2002年製作の映画)
4.0
元フランス語教師で小心者のマネスキエと、やさぐれていて犯罪者ながらどんな姿も様になる男ミランの全くもって正反対の2人のやりとりは観ていて擽られているような感覚に陥る。

男同士の憧れ合いに憧れる。
女はいつになっても女。

こういうの観ると男に生まれたかったなあと思う。

ミランの革ジャンをコッソリ着て鏡に向かって嬉しそうにカッコつけるマエスキエと、室内履きが欲しいとお願いし、人生初めての室内履きを嬉しそうに履くミランが可愛すぎた。男の中の子供を垣間見れた瞬間、愛おしさが込み上げた。
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