列車に乗った男の作品情報・感想・評価

「列車に乗った男」に投稿された感想・評価

ほ

ほの感想・評価

3.0
なんだか題名が気になって鑑賞。
フランス映画だとか、インド映画だとか、アメリカ映画だとか、国の違いなんて全然分からないけど、登場人物のセリフを聞いてやっとフランスの映画なんだと気づいた。

正反対で、でもお互いに憧れを持っている老いた2人。やっぱり友情でも恋愛でも、お互いに憧れとか尊敬とかそういう感情がないとうまいこと良い関係にはならない気がする。この2人にはお互いに憧れる心があって、観ててほっこりした。

2人が一緒にいるところも素敵なんだけど、2人が別々のことをして過ごしている時間の方が何故か印象に残る。
そしてそんな時間でも、お互い心のどこかに新しく出来た老いた友達のことが心に引っかかってるのが、誰も言葉にしていないのに自然と伝わってくる。

そんな不思議な空気感がとても魅力的な映画でした。
binnananbu

binnananbuの感想・評価

3.0
もしお互いの土曜日が違う形で終わっていたら
出所後の再会をイメージしていただろうか…
うまくいかないことは二人とも感じていたはず
同じ時間に繋がり二人だけの会話がなされた…
けいこ

けいこの感想・評価

2.8
いぶし銀という言葉が出てくるような渋い映画。
正反対の二人が交わることで、最後は安定と自由の立場が入れ替わるのかな。
ねねこ

ねねこの感想・評価

2.0
記録。

どういうことですか~~~!
二人は運命共同体とでも言うのですか~~~!!
↑というのが率直な感想。

・家々や家具、小道具がおしゃれ。
・食事のシーン最高。ワイン飲みたくなった。
・『年を経るほど 輝きは増すものだ』という台詞が素敵。
・二人がお互いのそれぞれの道を歩んでいくシーン、渋くてじーんときた。
s

sの感想・評価

3.0
動画【字幕】
・2人とも渋い!
・お互い憧れて真似してみたり理想を語ってみたりw地味に面白かった
・パン屋のおばさんw
Junna

Junnaの感想・評価

3.8
え、え、え、後半の進み方は自分の解釈でいいですか??ってかんじ
え、まさかの同一人物で列車に乗った時に時空がねじれる系?それとも死を迎えなかったらってこと??それとももっとシンプルなはなし??

とても良いフランス映画だった

前半は画面にブルーのフィルターがかかってて街中の冷たさが前面に、
あの街のがらんとしたさびれた画面がいいね

人生の中で心のどこかに寂しさをかかえながら生きてきた共通点がある二人の男の話

味と雰囲気と空気がとてもとても好きとても良かった
薄

薄の感想・評価

3.5
孤独な男二人の人生が交差する話。

三日間で生まれた友情のようなものや、互いの生活に対する憧れを淡々と描いていく落ち着いた雰囲気の映画。おっさんの夢を描いた話という意味では「髪結いの亭主」に近いものがあるかも。

台詞の応酬や過剰な演出ではなく、二人の感情が漏れ出してくるような描き方だったのが良かった。
AL2

AL2の感想・評価

3.0
とにかく渋いの一言に尽きる。
パズルのピースをはめていくシーンが印象的だった。
パトリスルコント作品を見るのはこれがちょうど10作目

男と女、あーだこーだじゃない系

ルコント作品といえば、のジャンロシュフォール、フレンチポップスの御大ジョニーアリディのW主演

昨年の秋から冬にかけて二人が逝去

それを踏まえて見るとより味わい深い佳作

フランス映画は演者の生き様だったり醸し出す空気と会話が肝だなとあらためて(イタリア映画は演者の声)

劇伴、環境音とその再構築……「音」にルコントのこだわり、老いてなお鋭敏な感覚を感じた

ルコント作品、何か必要以上に構えてしまってバイブスがズレるのか、見る時のバイオリズムの影響か、今回だと邦画脳から仏画脳への切り替えのまずさとか、もともと合わないのか、好きな(はず)なのにどうもスイングしない

相手、タイミング……ボタンを掛け違えたように残念な男女の夜の秘め事に似ている

今回は見終わって数日おいて、作品がじわじわといい感じに形に発酵してきた

久しぶりにジャンフランソワステヴナン

ブコウスキ×リュックベッソンの「つめたく冷えた月」、また見ようかな



列車といえば

小5か小6の頃、弟が入院している100km離れた街に一人で向かった時、江戸川乱歩の少年探偵団ものを読んでいる僕に向かいの席から「何読んでるの?」と微笑みながら話しかけてくれた女性がいた

大学に入った年、新宿のロッテリアで相席になった女性がまとう空気がその時の列車の女性にそっくりで、もしかしたら見知らぬ女性に声をかけるのは後にも先にもこの時だけかもしれないのだけれど、気がついたら「何読んでるんですか?」と彼女に向かって話しかけていたことがフラッシュバック

確かパーマに失敗した髪で、買ったばかりのヒッコリーストライプのカバーオール着ていて、いつもはできないことができる気がしたんだろうな、きっと



どうもあれだ、あれだなー

リスペクトするフォロワーさんみたいに短文で作品の本質に斬り込む感性がない上に文才もない

自分でものした仕事を振り返って重ね合わせて才能も情熱も対象に対する愛情も足りないなーと

でも自覚あるだけよしとするか、まだ取り返せるし、あきらめたらそこで試合終了ですよ…?だよなとか

本業じゃない長文の記事寄稿、連日のパワポ作成とかで右脳左脳ぐちゃぐちゃだしなーとか

まあどこかで自分に戻ろう、ってその自分てなんだよ

あー、こんな自分じゃなかったらな

通う進学校の空気になじめず、疎外感覚えながらタバコ酒ありありの工業高校の奴らとつるんでたなー

とかボーっ考えながら(それこそジタンじゃないけど)タバコくゆらせてるのが自分かぁとか

まあ、思索の秋てことで

(いやそこは値上がりの秋でしょー)

(てか、やめ時じゃね?)


長くなったついでに

先入観の植えつけ、価値観の押しつけ、作品の核心に触れること……どこまでが広義のネタバレなのか判断がものすごく難しい

読む人によって、何が広義のネタバレで何が不愉快かは異なるだろうし

(そんなこといったらスコアだってネタバレじゃん)

実際、映画がどうにも響かなくて、ほとんど罪のないあのレビューを読まずに見ていればもっと響いていたのにと思うことはある

でも、なるべく多くを共有したいからここにいるわけで

僕にとってのネタバレライン周辺行ったり来たりしているフォロワーさんは切りたくないし、僕としてもその時の頭で考えるギリギリのところまでネタバレ表記はしたくない

ので、まあ、キャストやらスタッフやら、作品の外堀を埋めるような、ややもすれば無味乾燥な言葉を並べたり、これで察してよとばかりSNS承認欲求丸出しの自分の体験と重ね合わせてみたり

(そもそも外に向かう映画のレビューじゃなくて、内に向かう備忘録×日記×頭の中を言葉にしたくて書き連ねている気もする)

好きな子に好きと言わないでどう気持ちを伝えるか、みたいな

ので、まあ、この作品、レビューにこぎつけるのにすごく時間がかかったという話

なんだか伝えてしまうと壊れそうな何かがそこにあったので

(なにそのもったいぶった感じ)



以下、ネタバレかもしれないまとめ


老いるということ、旅への憧憬、どこかに置いてきた自分、それを生きる他者への寛容と愛情、偶像崇拝にも似た自己同一化の試み
国領町

国領町の感想・評価

5.0
★★★★★it was amazing
『列車に乗った男』  パトリス・ルコント監督
L' HOMME DU TRAIN

初老の元教師と列車に乗ってやって来た訳あり男
2人の孤独な男の運命的な出会いからの3日間

こんな人生も歩んでみたかったと
互いの人生、生き方に惹かれ合う
深まる友情と近づく別れ

列車に乗ってやって来た男&列車に乗って旅立つ男
列車は叶わなかった人生の終着駅へと旅立たせてくれる
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