要ヘルメット

死霊魂の要ヘルメットのネタバレレビュー・内容・結末

死霊魂(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

30〜40分くらい寝てた。個々のエピソードがあるから続けて寝ると2〜3人は聞き逃すから惜しいよな。
基本的な事かもしれないが、共産党独裁政権で無茶苦茶な事をしているのを指摘したら右派になるのか。百家争鳴からの反右派騒動って騙し討ちだよな。
麦こがしというワードがたくさん出てくる。元収容者達やその家族、収容施設の職員が話す内容に重なっている部分が多かった。
最後の人骨を映すシーンを見て、今まで話に出てきた人達もこの中にいるのかもしれないと思った。



以下覚書き
・最終的に土を掘った壕に入って生活していた
・気候が過酷
・食糧事情がかなり悪い(人肉を食べた人がいた・盗んだ小麦粉に水を混ぜて本のページを燃やして加熱して食べた・生の羊の胎盤を食べた・草の種を食べていた)
・特定の役職に就いた収容者(食事を作る係・放牧をする係)は普通の収容者より満足に食べていた人もいる(食事を作る係はつまみ食いをしていたが、盗みがバレて別の役職に飛ばされた人もいる)
・差し入れをしても収容者に渡る過程で色んな人に取られて届いても少なくなってる・届かない・送る窓口で拒否される(バレないよう布団に包んで送る)
・理不尽な理由・全く心当たりのない理由で捕まえられ、収容施設に送られた(職場環境等を良くしたいという思いから出た批判や、日常で話したちょっとした事を批判された・右派を捕えるのは良いが、実際にいる右派の人数を検挙すれば良いのであってやり方が悪い)
・再教育の施設と聞いていたが話と違った(希望ややる気を抱いて出向いた左派もいた)
・最初はあった棺が無くなり、遺体を布団に包んでいた(遺体が6〜7体程になるまで貯めていた)
・ちゃんとした墓を作れなかった(石の裏に鉛筆で名前を書いただけ・深く埋められなくて風が吹いて土が飛んでいき遺体が露出する)
・亡くなった人の荷物を縄で遺体にくくりつけて埋葬した