Tomo

ウォーデン 消えた死刑囚のTomoのネタバレレビュー・内容・結末

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

💥原題سرخپوست(アラビア語で点灯、ペルシャ語だとインド人の謎)💥


🇮🇷といえば、死刑執行には厳格で、世界でトップ(公表しない🇨🇳は除く)の国。

イスラム法にのっとり背教、殺人、麻薬、同性愛は死刑となることから、やむを得ないかもしれないが、公開処刑も依然行われており、国際的に非難され続けている。


そして舞台はイラン南部の刑務所。

近くに飛行場を建設する為、刑務所を移設し囚人を移送するが、1人足りないことが発覚する。

本作では、困惑し、悪戦苦闘する刑務所長ヤヘドの行動、心情を描いている。


そんな🇮🇷の刑務所だから、暗くて重々しくて陰湿になる、ってことは全くない。

そこが🇮🇷映画の面白くて癖になるところ。テーマは重いくせに、コメディチックなんだから😂


はじまって10分で惹かれちゃったんだよな。
軍の大佐がやってきて、うまく行ったら昇進させる、と言われたヤヘドが有頂天。
大佐が差し出す🚬の火もつけず、お菓子をとりに廊下にでてタコ踊り🐙

また、優秀な警察犬🦮を呼んだら、ヨボヨボで死にそうな老犬で、命令にも応えない、、、

50年前のコントみたくて、それが新鮮で面白くて、ハマった(笑)


そこから脱獄囚と所長、看守たちのリアルかくれんぼ。
そこにも色んな仕掛けがあって、飽きることないなー。


そして、この映画の重要なアイテムが絞首台。冒頭からラストまで、何回か出てくるけど、それの意味するところは?

殺すのも、生かすのも、う〜ん上手いよ❗️


……………いちばんの被害者はカエル君🐸
Tomo

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