このレビューはネタバレを含みます
💥原題سرخپوست(アラビア語で点灯、ペルシャ語だとインド人の謎)💥
🇮🇷といえば、死刑執行には厳格で、世界でトップ(公表しない🇨🇳は除く)の国。
イスラム法にのっとり背教、殺人、麻薬、同性愛は死刑となることから、やむを得ないかもしれないが、公開処刑も依然行われており、国際的に非難され続けている。
そして舞台はイラン南部の刑務所。
近くに飛行場を建設する為、刑務所を移設し囚人を移送するが、1人足りないことが発覚する。
本作では、困惑し、悪戦苦闘する刑務所長ヤヘドの行動、心情を描いている。
そんな🇮🇷の刑務所だから、暗くて重々しくて陰湿になる、ってことは全くない。
そこが🇮🇷映画の面白くて癖になるところ。テーマは重いくせに、コメディチックなんだから😂
はじまって10分で惹かれちゃったんだよな。
軍の大佐がやってきて、うまく行ったら昇進させる、と言われたヤヘドが有頂天。
大佐が差し出す🚬の火もつけず、お菓子をとりに廊下にでてタコ踊り🐙
また、優秀な警察犬🦮を呼んだら、ヨボヨボで死にそうな老犬で、命令にも応えない、、、
50年前のコントみたくて、それが新鮮で面白くて、ハマった(笑)
そこから脱獄囚と所長、看守たちのリアルかくれんぼ。
そこにも色んな仕掛けがあって、飽きることないなー。
そして、この映画の重要なアイテムが絞首台。冒頭からラストまで、何回か出てくるけど、それの意味するところは?
殺すのも、生かすのも、う〜ん上手いよ❗️
……………いちばんの被害者はカエル君🐸