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ソー:ラブ&サンダーのaikidoのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
5.0
今までよりもソーの内面にフォーカスした内容と愛をテーマにした物語が面白く見応えがありましたし、アクション、コメディのバランスもちょうど良く、タイカ・ワイティティ節炸裂の映画といった感じで面白かったです。

今回はジェーン役のナタリー・ポートマンの功績が大きく、久しぶりの登場ながらも魅力的で重要な役を演じていて、作品の重要なテーマに相応しいパフォーマンスでこの映画のMVPだと感じました。
また、鍛えられた肩や上腕が素晴らしく、ヒーローとして説得力のある肉体と衰弱していく体の両方を表現した役作りに衝撃を受けましたし、彼女の変貌ぶりが凄かったです。

クリヘムは丸太の様な上腕とシェイプされたウェストと厚みのある肉体がフィジーク体型でバルクも凄まじく、過去最高の体に仕上がっていてかなり驚かされました。

ノーウェイホームとストレンジには劣るけれど、普通に面白く楽しめたのでやっぱりMCUは最高だなと思いました。

自己犠牲やヒーローとは、愛とはといった深いテーマを描き、笑いながら観ていたのにいつの間にか感動させられる監督の手腕に脱帽しましたし、笑いあり涙ありの王道エンターテイメントとして高い完成度の作品でした。
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