主要キャスト5人が全員ユリョンではないだろうかと感じさせる心理戦や騙し合いが素晴らしく、引き込まれますし、台詞の半分以上をしめる日本語も、俳優陣のプロ根性の凄さで違和感なく普通に上手く、ここでも圧倒されるので、全体的に完成度が高く、映画として面白かったです。
また、前半の心情描写や心理描写メインの展開から転調した後半のアクション路線も前半との対比でより盛り上がっていましたし、展開の大きな変化で飽きさせず、僕は好きでした。
キャスト陣の演技が素晴らしく甲乙つけづらい程、輝いていましたが、特にパク・ソダムのアクションや前後半での変貌ぶりが凄まじく、この作品でもかなり魅力的でした。
スパイ映画としてもアクション映画としても楽しめて、映像のスタイリッシュさもあり、俳優陣のレベルも高いので、やはり韓国映画は面白いなと思いましたし、韓国のスパイ系もいいなと感じました。
