たk41

ソー:ラブ&サンダーのたk41のレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.8
流石のタイカ・ワイティティ節が前作以上に極まっていた本作。どのシーケンスを切り取って観ても笑いの成分マシマシな状況なので終始クスクス。

爆音で流れるガンズと曲調に合わせた動きのアクションの中毒性ったらないよ。増してやIMAXだったので悶絶もの。

ソー×ジェーン×ムジョルニア×ストームブレーカーの4角関係がとても面白くて、ムジョルニアへの浮気心がちょっとでも漏れ出ていた時には重低音を響かせてカットインしてくるストームブレーカーちゃまの何と愛らしい事か。

まさにMCUの王道的な作品だったもののストーリー面ではちょっと物足りなさがあったのは確か。フェーズ4で言えば個人的にはストレンジ2に軍配が挙がっていたかなといった感じ。

ダークナイトぶりにスーパーヒーロー映画にカムバックしたクリスチャン・ベイル演じるゴアのヴォルデモート卿×マリリン・マンソン然したディテールは中々良かったし、モノトーン惑星での闘いも兎に角うつくしい映像美だったり満足感高いもののネクロソードであんなに強く成れてしまうのかと単純に思ってしまったり。

あと間違いなくMVPもといMVGはトゥース・グラインダーとトゥース・ナッシャーの騒音山羊コンビ。あの音量の鳴き声でおっさんボイス聞かされると、否が応でも笑けてくるもんな~。志村けんボイスの山羊さん動画も頭に過ったり。
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