ネタバレを直球で言う
区切りはつくが完結はしない
次回作への繋ぎの位置付け
しかしこの映画の真意は別にある
前作ブラックパンサーを観ていること
そして絶対条件が、ティ・チャカを演じたチャドウィックが実際に他界しているのを知っている事
この事を知って観るのと知らないとで内容がゼロか100になる
Dr.ストレンジばりの一見さんお断り作品
それもそのはず
この作品全体がチャドウィックを追悼する作品となっている
亡きチャドのために作られ、制作側の感情がモロに画面から伝わってくる
全体を通して、生きるとは、死ぬとは、残された人は、受け継がれる人の想いとは、様々な想いを描いており、とても綺麗な作品になっている
想いが強すぎてマーベル特有のアクションシーンが少し薄く感じたのは初めて
本来であれば味方を鼓舞する
「ワカンダフォーエバー！」の掛け声
最後の掛け声はまるで天にいるチャドに届けといわんばかりに悲しく響き渡り胸に突き刺さった
開幕前に画面で「エンドクレジット後にも映像あり」の喚起が出る
だが、いつものマーベルノリでポストを意識した意味深映像ではなく一文のみ
安心した
不満を言うとするなら、
ククルカンの足羽
あんな小さな羽パタパタで、あの空中機動はありえないだろ
まあ全体でみれば些細なことだけど
