このレビューはネタバレを含みます
ティチャラを失ったワカンダ
復讐する為に民を犠牲にするシュリと、
民を守る為に戦うネイモア
対比を効かせた物語は、
ティチャラ亡き国が喪に服しているところから始まる
ティチャラを失った悲しみを引きずったまま物語は展開
監督の特徴でもあるが、
人物にしっかり描写を当てているので、メッセージ性がかなり強く、良い意味で昔のMCUを彷彿させる物語構成でとてもよかった
その為、近年のMCUに比べるとアクションは比較的抑え目である
フェーズ4として、他の物語と大きく関わらなかったのも良い点として自分は評価できる
(最近は他タイトルのキャラが出過ぎ)
チャドウィック・ボーズマンを失った状態で本当に素晴らしい物語を作り上げた反面、
誰が主人公なのか少し分かりにくい作りになってしまった印象も、、、。