オードリー

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのオードリーのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この非常に困難な状況を乗り越えてこの続編が制作され、無事公開され鑑賞出来たことがまずとても幸せに思う。
チャドウィック・ボーズマン演じるティ・チャラの死とどう向き合い、ワカンダがどのように前進していくのか。それはブラックパンサーの続編の映画の完成にすら大きな不安があった。

その不安は完全に杞憂に終わったと言えると思う。
今作で間違いなく主人公となったシュリの悲しみと葛藤と覚悟が丁寧に描かれ、みている自分も別れを受け入れ、これからの期待を感じられる、希望が溢れたラストシーンだった。

予告編をみて新しいブラックパンサーの誕生やアイアンハートの登場などからかなり期待が高まっていた上に、上映時間が約3時間あるというのもハードルを上げてしまっていたけど、新たな脅威として登場するタロカン帝国とククルカン(ネイモア)との交流と戦いは見応えがあったし、アイアンハートやロスは思ったより出番が少なくて物足りなく思うくらい。(今後に期待!)

お母さんのラモンダ王女まで亡くなってしまったのはびっくりした。スパイダーマンとかソーに続き、主人公にとってなかなかハードな展開。やめたれよと思うけど、それを乗り越えるヒーローはやっぱり強くてかっこいい。
伝統より最新の科学という考えを持っているということやキルモンガーとの対話もあってブラックパンサーになるまでが本当に丁寧な描写だった。

1番好きだったキャラクターはエムバク。これからも活躍してほしい。

IMAX 3Dで鑑賞。
3Dでみるのはかなり久しぶりであんまりいい思い出なかったけど、こんなにちゃんと飛び出るし綺麗にみえるのかと、アバターの予告からかなりびびった。そしてその予告のせいもあって、肌青いのアバターやんってめちゃ思った。
本編では水中のタロカン帝国の様子が特に迫力もあって良かった。
オードリー

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