女性監督、女性スタッフが制作に取り組んだだけあって、女性思考のストーリー展開であった。
ポールダンスを新人のディスティニーに教えるラモーナのシーン好き。
ボールダンスの美的アプローチの数々。
難易度高い技もジェニファーが美しく表現してて流石でした。
世の中お金。と思っている富豪層と貧困層両者の絡み合いが面白い。
お金を持ってる人はお金を積んでなんでも手に入れ、お金を持ってない人は、お金を持ってる人からカードを出させる誘惑をする。
この対極的なのに同一の思考が働く仕組みって面白い。
世の中顔と思ってるイケメンと世の中顔と思ってるブサメン然り。
欲は出し過ぎないが吉。
欲に塗れると欲を更に生み出し、周り全てを失ってまで欲を満たそうとする。
まるで麻薬だ。
僕は女性でもないので共感する部分は少なかったし、女性はクズだしやってる事最悪で胸糞わる！と思ったけど、それも生き方の１である事には変わりない。
「この国はストリップクラブみたいなものよ。金持ちが札束をバラまき、人々がそれに群がって踊り狂うのよ」というセリフがあるのだが、札束をバラまく方も、群がって踊り狂う方も、ひと時の瞬間を楽しんでいる事からやはりどちらが悪いと決めつける事は難しい。騙してるし犯罪だから金取る方がダメだけどね。
男性諸君は気をつけましょう！笑
後はポールダンスの魅力にハマる人もいたら良かったのになー。
