◆あらすじ◆
記者のソンジュは姪が心臓麻痺で死亡したことを知り、姪が借りていたコンドミニアムの鍵を探すうちに姪と一緒にコンドミニアムに泊まった3人の友人も心臓麻痺で死亡していたことが判明する。ソンジュは姪の死を「原因不明のショック死」と診断したチェ医師に会い、姪の死の謎を解くために協力を依頼する。ソンジュは姪たちが泊まったコンドミニアムの部屋でラベルのないビデオテープを見つけ、それを見てしまう。
◆感想◆
「リング」(1998年日本製作)の韓国リメイク作品です。
見ると1週間後に死亡する呪いのビデオをめぐるストーリーとなっており、日本版をほぼ踏襲した内容になっていますが、呪いのビデオの内容や登場人物の設定に違いがあって、その点が面白く感じました。
記者のソンジュは娘のボラムを育てるシングルマザーで、姪のサンミが亡くなったことをきっかけに呪いのビデオの事件に関わるようになります。記者という職業柄から気になった点を調べずにおれない性格の持ち主で、見事に呪いのビデオを見てしまいます。
ソンジュは姪の死因を調べる中で、チェ医師と出会い、ともに呪いのビデオに立ち向かうことになるのですが、この医師がかなりの変わり者でスリルを味わうために「呪いのビデオ」というゲームに参加するなどと中二病のようなことを言っていて、少し作品から浮いているように思いました。リメイク元とは違い、チェ医師はソンジュと赤の他人なのでこのような性格に設定したのかなと思います。
呪いのビデオを見てから、一日ごとに日付が表示されてタイムリミットを感じさせるようになっていて、観ている側にも緊迫感が生まれるようになっていました。呪いのビデオの内容は映像のなかに文で説明が入っていて、韓国の呪いは親切だなあと思い、少しクスっとしてしまいました。そして、ビデオのラストがテレビのCMのようなものが上書きされていて、「呪いのビデオって上書き出来たら、呪いも消せるんじゃね?」って不思議に思いました。
色々ツッコミどころがあって、私としては日本版の方が怖さがあって良かったように思うのですが、本作もなかなか楽しめました。韓国版のリングを見ることができてAmazon Prime Videoに感謝しかないです。
鑑賞日:2025年2月17日
鑑賞方法:Amazon Prime Video