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地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガンのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ガメラをおおいに権威づけたとされる監督がてがけた異色ゴジラ作品としてのゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃とガメラ化し衰退が決定づけられた作品としての本作みくらべてみることにした。評価はともにでてくるわがあいするクトゥルー暗黒宇宙神話感をその出自不定形なフォルム反重力光線に濃厚にゆうするキングギドラのあつかいが鍵となる。地方の村の山での遭難死がらみで宇宙人がのりうつっていたというその不気味な宇宙人の出自そんな宇宙人がもたらしたキングギドラにクトゥルーさがかろうじてかんじられるのは良し。あと山の中にのこされたバブル廃墟のような子供ランド建設現場のゴジラ塔レーザーなかなか強力で不気味。ギドラいつものように洗脳下状態なのは残念無念だったが中野爆破の派手特撮がにあっていて都市破壊シーンにおいては別の意味で破壊神のバイオレンスなダークさというよりダーティさが際だちよかった。時代劇風刃物怪獣である対ガメラ系っぽいガイガンはあまり好きじゃないのでギドラの弾幕陣中でただただ右往左往のただの盛り上げ役にてっしててわらえてよかった。サイボーグ怪獣というのなら有機脳と電波直結された再生メカゴジラのほうがよっぽどサイバーパンクっぽくサイボーグ怪獣だ。
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