なんか既視感のある映画だなー!不思議!2016〜2018年あたりの映画ぽいというか、それは単に私がその時期にこういう映画を観ていたからかもしれない。ベネくんもゴッホとかホーキンスとか色々やってる訳ですしお寿司。しかしこんなに愛がピュアな人、素敵としか言いようがないのよ。
別にウェス・アンダーソンの映画を見に来たわけじゃないのに、思ったよりもBBC味のある(違うんだけど)テイストにもホォンってなっちゃったかも。韓国版のポスターとかバリバリ可愛くてアート全開卍だったし、ゴリゴリに来て欲しいなと願った私がいけんかった。
肝心のルイス・ウェインについて知るところがなかったので映画を通じて知れたのはよかったなあ。絵に症状がどんどん現れていくのもまた。原題は"Electical life"な訳で電気的人生と記されているのに邦題では猫と妻に全振りしてるの面白い。正味、こっちの方が受けそうだしねえ…。
どうでもいいけど"Pampered K9 friends"を「お犬様」って訳してんの好きだな。
ベネが某ヒーローを演じなかったら良かったと実に最低なことを思ったりもしちゃうのはオビ=ワンを演じたアレック・ギネスみたいなもんなのか、何にでも化けられるのに先行するイメージが邪魔をするというか何というか、それを言ったらシャの時点で何も言えないのか。早口で捲し立てあげる天才はもうハマり役なんだけど、そう思うとパワーオブ略はちょうど良かったなあ…。でも今作、ほんまに場面ごとに年相応に見えていたしやっぱりすごいのよなあ…。ぼやき。