Newman

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコのNewmanのレビュー・感想・評価

3.8
半分くらいまではこれって好みの映画だ、丁寧に作られているなぁと感心しながら観ていました。が、後ろ半分は(実際にルイス・ウェインがそういう人だったということなのでしょうが)楽しめませんでした。それでもカンバーバッチさんの演技力には感動しました。どんな役でもこなせるのだなと。ウェインのようなネコの絵を描くのはうまくても全く社会的な適応力のなさそうな人間を難なくこなしているようにいるように感じました。そうそう丁寧に作られていると感じたのは家庭教師で後に奥様となる役のクレア・フォイさんも素晴らしかったのだと思います。それにしてもルイス・ウェインの妹の多さにはびっくり。よくも男1人の下が女ばかり生まれたものだと。奥様の旦那さんへのひと言「忘れないで。つらいことばかりで、もがき苦しんでも世界は美しさで満ちている」は本当にそのとおりだよな、良い言葉だと強く心に残りました。
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