コスモス

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~のコスモスのレビュー・感想・評価

3.3
よくこれだけ有名人に取材できたなと思う。すでに亡くなっている人もいるし、映像資料として貴重な作品では。創造性は心の安定のために必要というジャンヌ・モローの意見に賛成。
以下私自身が知っている人の登場順のメモ

ビョーク(2001年ロサンゼルス)、ジム・ジャームッシュ(1999年ハンブルク)、クエンティン・タランティーノ(2000年ロサンゼルス)、イザベル・コイシェ(2016 年バルセロナ)、デヴィッド・ホックニー(2001年ボン)、北野武(1998年東京)

デヴィッド・ボウイ(1995年ニューヨーク)
「"見つけたい"という願望を僕が持っているせいかな。たとえば大海原へ舟を出して世界の端へ着いてもそこから落ちることはない。さらに進むべき道を僕はその先に見いだせる。創造的でいようと努力することは人間にとって数少ない価値ある試みだと思う。自ら操縦する飛行機を墜落させても助かるよ。僕が思うに創造的でいることは一種の知的冒険だ。遊びだったり戦争だったり両方が混ざっているかも。僕にとってその冒険の場は刺激的な別世界だ。現実の隣にあるもうひとつの世界。そこで探求するのはさまざまな不安と恐怖だ」

デヴィッド・リンチ(1997年カンヌ)
「最高にワクワクできるからだ。アイデアを思いつきさまざまに変換してモノにする。抽象的な概念から具体像を作るんだ。新しい世界を生み出す」

マリリン・マンソン(2003年ケルン)、オノ・ヨーコ(2002年ヴェニス)

ジャンヌ・モロー(2000年ベルリン)
「世界の問題は創造性では解決しないわ。でも創造的でいられる環境を維持するのは大切よ。自由な発想ができれば人は健全でいられる。強大な権力を持つ独裁者が現れたら私たちは自由な意見などひとことも言えなくなる。沈黙するだけ。災害などの大惨事が起こった時も同じよ。誰もが言葉を失う。創造性は人が持つ密やかで説明のつかない資質よ。それが発揮されるのは芸術だけではない。そうじゃないわ。偉大な発見や旅の道中、毎日の生活にもの生かされてる。失業した人は創造的になろうと頑張るわ。ホームレスになってしまった人や国を追われた難民も同じ。創造性を駆使して心の安定を図る。創造性は世界にとっての希望よ」

ネルソン・マンデラ(1999年フランクフルト)、ビル・ゲイツ(2000年ダボス)、ミハイル・ゴルバチョフ(1998年ベルリン)、ジョージ・ブッシュ(1995年フランクフルト)、ボノ(1997年クレタ島)、ヴィム・ヴェンダース(2018年ベルリン)、アンジェリーナ・ジョリー(2012年ベルリン)、デヴィッド・ボウイ(1997年ミュンスター)、ダライ・ラマ(1999年)、スティーヴン・ホーキング(2000年エディンバラ)、ジミー・ペイジ、ウンベルト・エーコ、スパイク・リー、イザベル・ユペール

ブライアン・イーノ
「数少ないタダでもらえるもの」

ジャン・レノ、ミヒャエル・ハネケ

北野武の直前のインパクト強いポルノ写真家?の日本人おじさんの影響か、北野武への質問がぶっ飛んでた笑北野武は真面目に正論を言っていた。
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