あれこれ喧嘩別れしたカップルVS再会したカップルの戦い……？
いや、キャサディとフランシスの関係はわかりますよ。
エディとヴェノム、ほんと相棒っていうか……なんか伴侶？てかこの映画の8割キャサディ差し置いての痴話喧嘩じゃん！？微笑ましいというかなんというか……。
エディはともかくとして、思った以上にヴェノムくん執着が強い。まぁ適合者がエディだけというのもあるでしょうけど、なんだかんだエディの言うことを聞いたり、承認欲求が強かったり。自由を謳歌しつつもエディと共有したい気持ちを独り言ちるところなんてなんて人間味が溢れんばかり。アメーバ状の地球外生命体とは思えねぇ。
まぁそんなところが可愛いんですけどね。
対するカーネイジ君の凶悪さたるや。
まさに殺戮の暴風。
千切っては投げ千切っては投げの名前に違わぬ大虐殺。演出が配慮して無ければとんでもない血の海になっていたことでしょう。
デザインがやっぱ良いんですよねぇ。
原作の時点でカッコいいですが、実写化でもその鋭利な狂暴さを伺わせてるデザインは健在。
ヴェノムも凶悪な面構えですけどより禍々しくヤバさが際立っています。
カーネイジの対処とヴェノムとの痴話喧嘩とややこしい問題がある割に尺は驚きの90分強。短いっ。
しかしそのぶんテンポがサクサク。
もう少しだけアクション観たかったなぁ～～という気持ちはありますけど見応え自体はしっかりあるし、何より続編がまた楽しみになる内容でした。
………………いやほんとに。
