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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのnewのレビュー・感想・評価

3.8
地球外生命体のシンビオートは、ジャーナリストのエディに寄生したものの、食欲を制限されてストレスを溜め込んでいた。そんな折、未解決事件を追うエディは、刑務所に収監中の死刑囚クレタス・キャサディと再会する。猟奇殺人を繰り返し、死刑執行が迫るクレタスは突然エディの腕にかみつき、彼の血液が普通の人間とは違うことに気づく。

ソニースパイダーマンユニバースのシリーズ第2作目で、ヴェノムシリーズの2作目でもある本作。
前作も最高だったが、今作はそれを上回る出来の良さ。アクションはよりド派手に凶悪に、そしてヴェノムとエディの関係性はより微笑ましく。正直、ヴェノムが可愛すぎて最早ただの萌キャラなんじゃないかと思えて来るレベル笑
そして、エンターテインメントに全てを振り切ったようなテンポの良さ。およそ90分程度の短尺で纏められていたため、良くも悪くも、ありとあらゆる細かい描写が省かれていたように思えた。色々とバックボーンが見え隠れする敵キャラの背景等は描いていない為話は薄く思えるが、その分余計な事は考えずに、ヴェノムvsカーネイジの戦いを楽しむ事が出来た。そもそも悪vs凶悪くらいの対戦カードなので、これくらいあっさりしていた方が気兼ねなく見れて良かったかもしれない。
そして、誰もが興奮を抑えることができなかった、ポストクレジットシーン。もう兎に角このワンシーンだけで、この作品を見たかいがあったなあと思ってしまうくらい。今後の展開が楽しみ。
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