影屋れい

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジの影屋れいのレビュー・感想・評価

3.0
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。
故郷に帰りたい…そんな想いがひしひしと伝わってくる。
所々に《スパイダーバース》。ヴェノムはスパイダーマンの世界に戻りたくて仕方がないのかも知れません。
前作よりも尺が短くなった筈なのに…どうにもスピーディー感に欠けるのが不思議。決して面白くないわけではないのですがね。
エディとヴェノムの友情…絆はより深まりイチャイチャ度も増し、実に微笑ましい…のですが、喧嘩も多い。両者の主張は分からないでもないですが、どちらかと言うとエディ、もう少しヴェノムの意見も聞いてやれよと…思わないでもない…。食欲は抗いようもないからね。三大欲求ですし。

ヴェノムバースでも大人気の《カーネイジ》の暴れっぷりはなかなかどうして素晴らしい。現代の映像技術はやはり凄いなと感心させられました。
それにしても仕方がないとは言え《スパイダーマン》もかなり苦戦したあの《カーネイジ》がここで終わりというのは何とも残念で勿体ない。少々悲しいですね。
次回のヴェノムがあるとするならば、展開的に敵(ヴィラン)は《トキシン》になりそうですね…。

ちなみに日本語版エンディングテーマはDISH//の「Shout it out」だそうです。…うーん、知らないアーティストだ。
影屋れい

影屋れい